やすらぎ造園株式会社
トピックス
Garden Yasuragi
3月 おすすめの花
クモマグサ
栽培環境・日当たり・置き場
基本的に日なたで栽培します。暑い7月から9月上旬は30~40%の遮光をして日焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風にさらされないような場所に置きます。
庭植えにする場合は、ロックガーデンを築いて植えつけます。
水やり
鉢植えは表土が乾いたら十分に与えます。庭植えは、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。鉢植えの場合、夏は二重鉢や、砂床(発泡スチロール箱の側面の下方2~3cmのところに水抜き用の穴を数か所あけ、その中に洗った軽石や鹿沼土の小粒を満たしたもの)に埋めておくと、乾燥防止と鉢内温度の上昇抑制に効果的です。
肥料
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、3号鉢相当の株で二つまみ施します。3月から9月にかけて、月に1~2回、液体肥料を2000倍に薄めて施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。庭植えも同様です。
ふやし方
株分け:植え替えの際に、1株当たり5~10芽程度に小分けにして植えつけます。根をほとんど切ってしまっても問題ありません。取れてしまった芽はさし芽に利用できます。庭植えは3年に1回行うことがおすすめです。
3月 おすすめの花
オステオスペルマム
オステオスペルマムは、南アフリカを原産とするキク科の多年草です。花の色は、薄紫やピンク・赤・オレンジ・黄色・白など。
花姿は、八重咲きや花びらがスプーンのような形をしたものなど、品種によってさまざま。太陽の光を受けて花を開き、夜間や曇り・雨の日には閉じる性質をしています。
耐寒性がとても高いため、冬場の厳しい寒さでも元気に育ちます。
反面、高温多湿には弱いため、夏場の管理には少し注意が必要です。
肥料
植えつけ時には培養土に元肥として緩効性肥料を混ぜ込みましょう。元肥には肥効期間が約1年とゆっくり長く効く「マグァンプK中粒」がおすすめです。「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」を用いる場合は、あらかじめ元肥としてマグァンプKが配合されているので不要です。
また、開花シーズンには液体肥料として「ハイポネックス原液」を1週間に1回を目安に与えます。肥料が切れると花つきが悪くなりますので、肥料不足に注意してください。
なお、開花シーズン以外の肥料は不要です。
栽培場所
オステオスペルマムは基本的に日光がよく当たる場所で管理してください。冬場もできるだけ日当たりがいい場所に置くことをおすすめします。ただし、真夏の高温多湿な環境には弱いため、夏場は半日陰で風通しの良い場所に移動させた方がいいでしょう。
また、梅雨時期の前後は雨が当たらない軒下などに移動させてください。